人工知能は人間を超えるかを読んだ直後にNHKスペシャルを見て思う。人工知能で人の仕事は減るなと。
日曜日に放送されたNHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」を見ました。人工知能に対して人類がどう向き合うのか?人工知能の現状と可能性、そして危険性についてという感じ内容でしたね。
羽生善治氏が出演しておりましたが、現状チェスや囲碁の世界王者が負けているのですから近いうちに将棋も負けるでしょうね。
何年か前にスーパーコンピュータの京の特集の再放送を見たのですが、暗殺教室の律のようなコンピュータがCGで意思を持って話しかけてくるという内容をやってました。近いうちにこれが実現できるのかもしれません。
ロボアドバイザーを使用した感想;ロボアドバイザーのTHEOを使ってみた
投資という意味でロボアドバイザーを使ってみましたが、正直チェスや囲碁やってる人工知能並みであればもっといいものができるんじゃないかと思います。
さて、新・映像の世紀もそうですが限られた時間内では、非常に良質な番組ではあるのですが内容は選択されたものになってしまいます。
私の場合、人工知能学会の編集委員長松尾豊氏の「人工知能は人間を超えるか」を読んでいたので今回の放送は非常に面白かったです。
人工知能の歴史で現在が第3次ブームで、過去に二度のブームと冬の時代を繰り返しているのですが、冬の時代の間も着実に研究は続けられており、ブレイクスルーが起こるたびに急速に進化しています。おそらくこの後冬の時代が再び来たとしても次の進化は人間を凌駕するのかもしれないと考えます。
そして、テレビや本で見て思うのです。今アラサーの人間が後30年勤めるとして人の仕事はどれだけ残っているのかなと。
30年後に残っている仕事は何だろう・・
会社で50代後半で退職が見えてきてやる気がなさそうに雑談ばっかしている人がいます。終わりが見えてるからこそ取れる行動ですよね。
後、数十年は働かないといけない人間にとって人工知能って自分の仕事を取られると思うんですよね。少なくとも車の自動運転は2030年ぐらいには普及してそうですし。
電車やバスの運転手の募集の広告を移動の時に見ます。これらは当然人工知能に取って代わられるでしょうけど、考えようによってはプログラマーとか医者、建築関係も人工知能が進化したら取って代われると思うんですよね。
いかにして後数十年間食いっぱぐれない仕事をやるか?と考えるとすぐ思いつくのは人工知能を制御する・管理する・研究するという分野になるのかなぁという気がします。ただ、相当頭良くないとやっていけんでしょうな。
独創性が大事になるのではないか?
人工知能という意味で感情の表現とか創造するというのは中々難しいのかなという気がしますね。となると将来的に独創性が重要になるような気がします。芸術面は無論なのですが、仕事上は斬新なアイデアを創出することが重要になるのではないかと。
異なる技術同士を組み合わせて何かを創るということはいずれ人工知能もできるようになるかもしれませんが、新しい何かを創るというスティーブ・ジョブスやイーロン・マスクのような人間が現状より更に重宝されることになるでしょうね。
単純作業というのはより効率化されていく運命でしょうから、人工知能技術が進化する中で新たなビジネスをどうやって創りだすか?少なくとも今アラサーの人間はこれが後20年くらいは付いて回るのではないかと思うのです。
蛇足ですが2000年前後に・・
人工知能の危険性という話ではターミネーターが上げられますが、2000年前後に漫画&アニメであった、人造人間がパソコンという名の家電製品として普及している世界を描いたちょびっツって結構斬新的やったんやなと今思いますね。
すもも 琴子
こんなの作れたらバカ売れするんじゃないですかね?下のとかゆかなボイスですし。


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