ウォール街のランダム・ウォーカー11版に載っているライフサイクルに応じたアセット・ミックスを日本で当てはめてみた
ウォール街のランダム・ウォーカー第11版では14章にライフサイクルと投資戦略ということで年齢層別に株式や債券、現金の比率のグラフが載っていました。
本の記事:ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉を読んで
これは当然アメリカで当てはめたものとなりますので、じゃあ日本だとどれくらいのリスクとリターンになるのだろうということで、わたしのインデックスを使用して算出してみようと思います。
一応ライフサイクルに応じたアセット・ミックスでは20代半ばと30代後半から40代初めとありまして微妙ではありますが、20代半ばの方が近いかなということでこの比率を確認しますと以下の通りです。
「株式70%、債券15%、現金5%、不動産10%」
まず株式ですが、比率はだいたい アメリカ:50% 先進国:25% 新興国:25% でした。
ポートフォリオ検証記事:ウォール街のランダム・ウォーカーに載っていた株式のお勧めポートフォリオを検証してみた
これを日本に置き換えると、米国外の先進国ETF内での日本株の比率は約23%ですので株式全体でだいたい6%。先進国株69%、新興国25%となります。
債券は国内債券と先進国債券を半々、不動産も国内と先進国を半々で分割してどうなるかを確認してみました。
20代半ばのアセット・ミックスを日本に置き換えた場合

株式の比率が70%且つアメリカ株の比率が高かったため、先進国株式が約半分、新興国株式も18%程度の比率となりましてリスクも当然高めになりますね。
リスクが20%ぐらい行くのかなと思いましたが、意外と15%程度で収まっています。
バートン・マルキールは全力で投資しろというスタンスですので、これぐらいリスクをとらないといけないんでしょうね。
では、今自分のポートフォリオがどうなっているかといいますと・・
ちなみに私のアセット・ミックス

現金の比率が48%で四捨五入するときっちり50%ぐらいになるので50%で、毎月公開している資産運用ポートフォリオも計算しやすかったため採用しました。
年始に総資産推移だと50%切っているという話ですが、この頃は40%半ばぐらいでした。
年始の総資産額の記事:資産運用開始4年経過後の総資産推移を確認してみた
何故増えたかというと、社畜生活の2カ月で給与が大きく増えて4分の1貯金の額がふえていること。そして、12月のボーナス投資で資金を投入した後の1月と、投入前の5月後半なのが関係しています。
かなりディフェンシブな状況ではあるのですが、以前と比較してかなり上がっている状況ですので今は動く時期ではないかと。来るべき大きな調整に備えて色々と経済・投資の勉強をバイ&ホームワークで続けていこうと思います。


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