海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年5月編
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
レラティブストレングス関連記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
先月の結果は以下の通りです。
先月の結果:海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年4月編
ドル円が激しく振れておりますが、ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
- TLT(長期債) BUY
LQD(投資適格社債) BUY
BND(米国債券) BUY
JNK(ジャンク債) SELL
- IFGL(米国除くREIT) BUY
IYR(米国REIT) BUY
- KXI(世界生活必需品) BUY
IXC(世界エネルギー) BUY
IXJ(世界ヘルスケア) SELL
- HDV(高配当) BUY
VYM(高配当) BUY
VIG(連続増配) BUY
- VT(全世界株式) SELL⇒BUY
VSS(米国除く小型株) BUY
VB(米国小型株) BUY
- BLV(米国長期債券) BUY
VCLT(米国長期社債) BUY
EDV(超長期米国債) BUY
VDC(米国生活必需品セクター) BUY
VHT(米国ヘルスケア・セクター) SELL⇒BUY
VBR(米国スモールキャップ・バリュー) BUY
VBK(米国スモールキャップ・グロース) SELL⇒BUY
VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) SELL
VGK(ヨーロッパ) SELL
VWO(エマージング・マーケッツ) SELL
引き続きドル建てですと各ETFは好調な感じです。
今月も以下の3本のETFがSELLからBUYに変わりました。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
バンガード・米国ヘルスケア・セクターETF (VHT)
バンガード・小型株グロースETF(VBK)
年始から不調だった米国ヘルスケアセクターETF(VHT)が回復傾向にありまして、一気にBUYに変わりましたね。ちなみに昨年12月に購入した時がまさに天井だったようですw
後は、先月から回復傾向にある小型株関連も回復傾向にあるようです。
意外とVTはそこまで落ち込んでおらず値を戻し始めているようです。ただし、新興国株式ETF(VWO)や欧州株式ETF(VGK)は余りパフォーマンスが良くないようですのでアメリカが引っ張っている感じなんでしょうね。
その割には為替が円高に急に振れたりする要因が出てきたりとよくわからないのですが。
新興国株式が原油高にかかわらず先月からやや下げているのがちょっと引っかかる点ではあります。
一応私がNISA枠で所有しているETFはドル建てだとプラスですので、週毎に分けて購入を進めていこうと思います。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年7月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年6月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年5月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年4月編
- 海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年3月編