VRビジネスの衝撃―「仮想世界」が巨大マネーを生むを読んで
深夜アニメといいますと現在はBS11がかなりの数を放映しておりますし、東京とその周辺地域ではTOKYO MXもかなりの数を放映しております。もっとも最近はニコニコ動画等もあるため深夜に見るというものでもなくなっておりますが(ふらいんぐういっちとかまともな時間にやってませんし)。
一昔前といいますと深夜アニメはテレビ東京でした。私が深夜アニメを見始めたころに『.hack//SIGN』(ドットハック サイン)というアニメがありました。舞台設定は近未来の2010年で立体映像、音響による仮想現実で異世界を体験できるオンラインゲームの話でした。今でいうところのソードアート・オンラインと近いものがあると思います。
10年以上前のアニメではありますが、現時点で2016年。直近でこんなオンラインゲームができるバーチャルリアリティ(VR)の現状はどうなっているのか?
Fintechや人工知能ほどではありませんが最近VRについても話題になることもありますので、以下の本を読みました。
これは体験してみる必要があると思いました!
VRビジネスに衝撃を受けた人がその衝撃のままに取材を重ねて書いた本ですので、VRの概要からどんなコンテンツがあるのか、ビジネスとしてのVRがここまで急速に広がった背景等がわかりやすく書かれています。
また新清士氏は日本での VR におけるオープンイノベーションを加速させ、日本から世界を目指すプロダクトやサービスを創出するために「Tokyo VR Startups」を立ち上げています。それだけにVRの体験談から、アメリカ日本の現状技術動向と内容に引き込まれますね。
この本を読むまでそこまで気にならなかったのですが、実際にVR技術を体験してみたいという思いが強くなりましたね。10年以上前のアニメの世界が実現されつつあるわけですからね。
VRを体験してこの本を読むことでもっとVR技術動向を理解できるようになるのではないかと思いました。
日本はアメリカと比較して1,2年遅れているわけですが、PS4VRも販売開始されることですので、ぜひともVRにおけるオープンイノベーションを加速させて欲しいです。
PS4VRを見て思う。ソニー復活しつつあるのか?
ソニーの財務諸表に関する記事:「儲かる会社」の財務諸表を読んで
他の本でもソニーの収益に関して褒められた内容になっておりましたが、この本を読んでソニーは復活しつつあるんじゃないかと思いました。PS4VRの概要や仕組みを読む限り良く考えられているし、ゲーム以外にも応用できればビジネスになるんじゃないかと思えました。
ソニーがAIBO撤退以来のロボット再参入へ
ちょうどロボット再参入の記事も出ておりました。Pepperが出張先の企業の受付にいるのを見ると、AIBOをそのまま発展させていればどうなったのかなと思えて仕方ないのですが・・前回の経験を活かしてほしいですね。


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