SBI証券が、米国株式の取引手数料を約定代金の0.45%(下限5米ドル/上限20米ドル)に大幅引き下げ
インデックス投資ナイトに行こうと思っても1か月前から出張を入れられ今日も九州にいる私には産かが無理な話でした。さて、そんな中SBI証券のHPにこんなお知らせが。
外国株式取引口座100万口座達成記念!! 【業界最低水準】米国株式手数料大幅引き下げのお知らせ ~7月11日(月)よりキャンペーンにて先行開始!~
株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」という。)は、2016年8月8日(月)[予定]より、外国株式取引口座100万口座達成を記念して、米国株式の取引手数料を大幅に引き下げることといたしましたので、お知らせいたします。なお、手数料引き下げは、2016年7月11日(月)現地約定分よりキャンペーンとして先行開始し、2016年8月8日(月)より恒久的な措置として新手数料を適用いたします。
このたびの手数料の大幅引き下げは、現行の「1,000株まで25米ドル、1,000株を超えた分は1株毎に2セント追加」の手数料を、「約定代金の0.45%(最低手数料5米ドル/上限手数料20米ドル)」とするものです。これにより当社の米国株式の取引手数料は業界最低水準※1となります。
御ボーナス様の資金を半分投資をしていないため、ポートフォリオを調整させるために追加投資をしようかと考えてきました。
先月終了時点のポートフォリオの記事:2016年6月終了時点資産状況
アメリカの雇用統計での波乱もなかったため落ち着く可能性がありそうですので今のうちに残りの半分でポートフォリオを調整しようと思います。
では、手数料が5ドルから20ドルとなっていますけど、どれくらい買うとそうなるのかを計算してみました。
実際に買うケースで考えてみた
ちょうど1ドルが100円ぐらいですので1ドル100円と計算するのにいい時期ですね。例として「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」を買う場合で考えてみました。
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)は58.45ドル。これを20口購入した場合どうなるかといいますと・・
58.45ドル×20口=1165ドル
1165ドル×0.045%=5.2425ドル
ということで5ドル弱手数料が発生することになります。現状25ドルかかっていたのが5分の1になりますのでお得感が強い印象です。
では、VTを購入する口数を80口と考えて計算しますと・・
58.45ドル×80口=4676ドル
4676ドル×0.045%=21.042ドル
これだと上限に引っかかるので20ドルとなります。計算してみると70口だと18.41ドル程度の手数料ですので、1ドル100円計算だと44万程度までの投資なら手数料の額が変動、それ以上だと20ドル固定と現状ではいえそうです。
6月後半から7月にかけてボーナスが出る時期ではあるのですが、この時期に改定となりますとそれを狙っているといえそうです。ボーナスの全国平均を調べてみますと以下の記事がヒットしました。
2016年夏ボーナスは平均35万8409円?2年ぶりの増加?
この値は中小企業を入れて平均しておりますが、ボーナスの半分を投資や貯蓄する家庭はそこそこあると思うんですよね。今回の改定は外国株や海外ETFを購入する投資家にも恩恵がありますが、将来に向けて貯蓄・運用したい層を掘り起こす狙いもあるのかもしれません。


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