予想外に株価が上昇。EXE-i総資産額推移2016年7月編
信託報酬が低コストでインデックスファンドであるETFを複数組み合わせることにより、『従来にはないインデックスファンドの“かたち” 』をご提案するということで3年前に運用開始されたSBI証券のEXE-iシリーズ。
更なる低コストファンドが出てきて一部はコスト最安ではなくなっておりますが、Vanguard等のETFのコストが下がることで、ファンドのコストも下がることが多く、ここ数年で何度もコストダウンしております。
そんなEXE-iシリーズの総資産額推移等を定点観察するのが本シリーズの趣旨です。
前回は以下のような感じでした。
先月の記事:円高の影響は?EXE-i総資産額推移2016年6月編
先月終了時点の資産のまとめです。
EXE-iシリーズ総資産額推移

2013年分をカットして2014年からのファンド総資産の推移をグラフ化してみました。去年あたりから半年に一回の頻度で大きく下がっている月がありますが基本的には総資産が増えております。
EXE-iシリーズ各ファンド資産推移
内訳と先月からの推移(7/31時点)は以下の通り。
先進国株式 42.12憶⇒44.98億
新興国株式 30.19億⇒32.97億
中小型株式 26.39億⇒28.48億
先進国債券 12.91億⇒13.35億
全世界REIT 23.52億⇒25.03億
S&P500が最高値をつけたように株式が大きく回復しましたので、各資産も回復傾向にあります。新興国株式は回復傾向にあるのですが、資金が新興国に流れ始めているのかなぁという気もします。私の持ってる新興国株式は未だにマイナスの状況ですが、一時マイナス20%程度までいった頃からはかなり上がっていますし。
運用報告書が上がっていて、実質のコストも更に低下しているようです。ニッセイのインデックスファンドが出てコスト面での優位性は弱まりましたが、中小型株式や新興国株式はまだまだコスト面でも戦える水準にあります。
引き続き資産推移がどうなるか確認していきたいと思います。



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