海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年7月編
移動平均線を用いた手法であり株式投資でもモメンタム効果に近いものが得られる投資法であるレラティブ・ストレングス。
それを主要な海外ETFの値動きに適用して確認し、移動平均線を見ながら相場の転換点が近いかを確認するのに役立てるというのがこのシリーズの主な目的です
レラティブ・ストレングス関連記事
レラティブ・ストレングスってナンだ!?レラティブ・ステトレングスその2~検証編~
レラティブ・ステトレングスその3~調査結果の記録~
先月の結果は以下の通りです。
先月の結果の記事:海外ETFのレラティブ・ストレングス改め移動平均投資確認2016年6月編
ドル建てで先月はどうだったのか確認してみます。
- TLT(長期債) BUY
LQD(投資適格社債) BUY
BND(米国債券) BUY
JNK(ジャンク債) BUY
- IFGL(米国除くREIT) BUY
IYR(米国REIT) BUY
- KXI(世界生活必需品) BUY
IXC(世界エネルギー) BUY
IXJ(世界ヘルスケア) SELL⇒BUY
- HDV(高配当) BUY
VYM(高配当) BUY
VIG(連続増配) BUY
- VT(全世界株式) SELL⇒BUY
VSS(米国除く小型株) SELL⇒BUY
VB(米国小型株) BUY
- BLV(米国長期債券) BUY
VCLT(米国長期社債) BUY
EDV(超長期米国債) BUY
VDC(米国生活必需品セクター) BUY
VHT(米国ヘルスケア・セクター) SELL⇒BUY
VBR(米国スモールキャップ・バリュー) BUY
VBK(米国スモールキャップ・グロース) SELL⇒BUY
VXUS(トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)) SELL⇒BUY
VGK(ヨーロッパ) SELL
VWO(エマージング・マーケッツ) SELL⇒BUY
先月、1年以内の値の変化の影響で小型グロース株(VBK)や米国ヘルスケアセクターETF(VHT)がSELLに変わったもののその後小型株とヘルスケアセクター関連株は先月大きく上昇したためBUYに戻りました。こういう短期のノイズを取り除ける手法があればいいんですがね。
そして特筆すべきはグローバルヘルスケアセクターETF(IXJ)とバンガード新興国株式(VWO)です。両者とも1年以上沈んでおりましたがここにきて株価が上昇中です。ヘルスケアセクターはようやく以前の株価の水準に上昇しております。
ヘルスケアセクターに関してはディフェンシブ且つこれから伸びる可能性のあるセクターだと思うんですよね。それだけに年始あたり大きく下がったのは不思議でしたが、年末と6月に投資をできたのは良かったと思います。
新興国株式は今のところ大きく上がっていますが、トルコや中国で何かあった時にどうなりますかね。ブラジルもオリンピック後はカオスになりそうですし。リオオリンピックが始まりましたけど、大会中に大きな問題が発生しないといいのですが。


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